新時代を生きる
2019年4月1日、新時代の幕開けとして新元号が発表されましたね。
5月1日からの新元号は「令和」。
「文化を育み、自然の美しさを愛でることが
できる平和な日々に心からの感謝の念を抱きながら、
希望に満ちあふれた新しい時代を国民の皆様と共に切り開いていく」
安倍首相は、会見冒頭こう述べていました。
万葉集の中から引用されたこの文言には、
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が
込められているのだとか。
「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄を
しっかりと次の時代へ引き継いでいく」と明言されていました。
その発表を聞いた私はと言えば、日々時間に追われ、問題目白押しの庶民の暮らしから
少しかけ離れているようで、しばらくは理想と現実の狭間に漂っているかのようでした。
でも少しずつ、自分なりに咀嚼して、こんな時代だからこそ、日本人として
悠久の精神や誇り、その育んだ文化を失うこと無く、新時代に向けて前向きに
気高く取り組んでいくことが大切なのだなあと、達観できたように思います。
急速な少子高齢化、自然災害の復興、近隣諸国との外交問題、
賃金や男女そして都市と地域など様々な方面での格差問題、
外国人労働者受け入れ対策、引きこもり、年金問題・・・等々、問題山積のわが国。
早急な対策が待たれる中で、一番大切なのは何なのか?
それは「日本人はどうありたいのか。どんな国を目指して動くべきなのか。」
まずは、そこをしっかり考え、国民一丸となって新時代を切り開いていくべきなのだ、
そんな思いを痛感しました。
目標無くして、対策は考えられませんよね!
「四季の中で優しい心をはぐくみ、皆平等に日々の暮らしが営めるよう、
助け合いながら、日本人としての誇りを胸に新時代を生きていきたい」
新元号誕生に伴い、そんな国民としての小さな自覚を痛感した一日でした。
1,200年物時空を超えていにしえの精神は今も立派に通用するのですね!
皆さんは、新元号にどんな思いを馳せられましたか?